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切り絵と写真を組み合わせて制作しました。
軽やかさを感じてもらえたら嬉しいです。

「不思議の国のアリス」がとても好きです。
この作品ではうさぎを主役にして、アリスを額に閉じ込めました。

高見沢潤子さんの『兄小林秀雄との対話』を読んで制作した作品です。
この本から、自分などは小さい存在であることを理解し、
偉大な歴史を畏れ敬い愛することを学びました。
全てのものは計り知れない大きな「何か」から生まれているんだと感じます。
生き物であれば両親から、両親はそのまた両親から、
出来事であれば小さな出来事から、または絶妙なタイミングから。
その連鎖は膨大で、限りない。
自分は生まれるものでありながら、同時に生むものでもある。
それを具象表現できないかなと思って、制作しました。